非常に細いカメラを使用しますので、嘔吐反射が強い方やカメラが初めての方でも楽に検査が受診できます。
夕食は軽めに、午後8時までに摂るようにします。 飲み水は夜8時以降でもOKです。 アルコールは控えめに。 早めの就寝をしましょう。
義歯(入れ歯)は飲み込んでしまう危険があるため、はずしてください。 空気を挿入して胃内を観察するため、コルセットなどおなかを締めつけるものははずしてください。
事前に危険を最大限避けるために、アレルギーの有無、鼻の病気の有無など、患者さんの状態を問診チェックします。
胃の中の泡を取りのぞき、胃の壁をきれいにするために、消泡剤 ( やや苦目の白い液体です ) を飲みます。
鼻腔の血管を収縮させます。出血しにくくするとともに、鼻のとおりもよくするために行います。 スプレーは風がシュッと入るような感じで、ほとんど痛みはありません。
鼻腔に麻酔薬を注入、局所麻酔を行います。 スプレー式のタイプは、5分ほど間隔をあけて2回行います。局所麻酔ですから眠くなりません。
前処置を行った側から内視鏡を挿入します。 この時、違和感はあるものの、鼻からの通り道 ( 中鼻道など ) に痛みを感じることはほとんどありません。
食道、胃、十二指腸の順に観察していきます。 モニターを見て、自分の目でもその様子を確かめることができます。
眠くなる麻酔は使わないので、すぐに帰れます。 約30分〜60分で水も飲めますし、食事もできます。 原則、注射を行わないので、運転もできます。